ほかのバックパックとは別格のフィット感と通気性

ドイター・トランスアルパイン26SL

文と写真・豊岡英子(シクロクロス、ロードレース選手)

本ページの内容はインプレッション記事のため、使用者個人の感想を含んでおります。

(写真のバックパックは2012年のモデルです)

愛用する理由は「疲れを感じにくい」こと

不整地を走る自転車競技・シクロクロスは、高い身体的能力と繊細なマシンコントロールが求められる
 最近、ドイターのバイク(自転車)向けバックパック、トランスアルパイン26SLにウエアや補給食、化粧品、スマートフォンなどを入れて、大会へのアプローチや日常生活で愛用している。
 なぜ、トランスアルパイン26SLなのかといえば、背中の通気性が良いこととフィット感に優れ疲労を感じにくいからだ。
 実は、ドイターのバックパックに出会うまでバイク(自転車)に乗るとき、できるだけバックパックを背負わないようにしていた。というのは、バイクは運動量が多く、バックパックを背負っていると背中が蒸れて、汗でビショビショになるからだ。とくに暑いシーズンや長距離では、中にある荷物まで汗で濡れてしまうこともしばしば。
 しかし、はじめてトランスアルパイン26SLを背負ったとき、背中の通気性のすばらしさに驚いた。背中とバックパックのあいだには隙間があり、そこを空気が吹き抜けることで背中の蒸れ感がほとんどない。その快適感は、他のバックパックとは別格だ。

Deuter Airstripes system

ドイター エアストライプ システム

バイク(自転車)用のバックパックはライダーの背中にしっかりとフィットする必要があります。また、通気性を高め、ライディング時に発生する熱気を排出することで、運動パフォーマンスが低下しないような背面システムが求められます。

ドイターエアストライプシステムの背面に配されたフォームは、柔らかいフォームと硬めのフォームからなる2層構造で、少ない接触面積でも快適なフィット感をもたらします。
そして、背負ったパックの荷重バランスが身体に近くになりますので、ライディング時の左右の動きや素早い動きにも安定感が得られます。また、熱気は2列に並んだこのフォームの間から「チムニー効果」により、上方に抜けるため高い通気性を得ることができます。

「通気性+フィット感=極上の背負い心地」。女性専用設計もGOOD

トランスアルパイン26SLは、レースだけでなく街でも大活躍。運動量が多いバイクでも、背中の蒸れが少なく、汗で背中がぬれないのがうれしい(写真のバックパックは2012年のモデルです)
 背面の通気性にくわえて、フィット感が極めてよいのも大きな魅力。とくにこの「SL」モデルは、女性の体格に合わせて設計されているもので、背面長や肩幅は女性の体にぴったりフィットするサイズだし、ショルダーストラップは胸と緩衝しにくいS字型になっている。さらに、ショルダーストラップの肌側のエッジはより柔らかくなっていて、女性が背負っても快適であるように工夫されているのだ。
 バックパックを背負い、ショルダーストラップの長さを調整してからチェストストラップをつければ、バランスがよく、バイク中も背中で荷物が動く感じがほとんどない。少しくらい荷物が重たくても、疲労感を感じにくく、ドイターならではの素晴らしいフィット感に、正直、驚かされた。

荷物が少ないときはレースを使用、女性が使いやすいルックスも◎

 私はこのトランスアルパイン26SLのほか、荷物が少ない場合はドイターのレースも愛用。これには、補給食、タオル、パンク修理キッドなどを入れている。
 どちらのモデルもその機能性はもちろん、ルックスがとても可愛いのも好印象。ドイターを使ってしまった今、他を使うことは考えられない。
豊岡英子(とよおか・あやこ)
大学時代にトライアスロンをはじめて、後に自転車競技に転向。全日本シクロクロス選手権大会では、2005年から2011年まで7連覇を達成した。ロードレースでは、全日本実業団Jフェミニンジャージ初代女王。 趣味は、バーベキュー、ドライブ、オフロードの下り。