HomeBLOG › NEMOのディスコがシュラフの中でも「ちょうどいい」と言われるワケ

NEMOのディスコがシュラフの中でも「ちょうどいい」と言われるワケ

NEMOのシュラフには、形状や素材、機能によって異なる様々なモデルがあります。そのどれもが、他メーカーにはないユニークさを持ち合わせており、その全ては使用時の快適さを追求した結果生み出されたものです。キャンパーやアウトドアユーザーたちの求めるスペックに十分応えられるよう、様々なシーンを想定して製品開発を行っているのです。
ですが、それが故に初めてシュラフを買われる方は「どのシュラフが自分に一番合っているのだろう?」と悩んでしまうかもしれません。
そんなNEMOの数あるシュラフの中でも、ベストセラーと呼べるほどご愛用いただいているのが「ディスコ」です。
「どんな状況でも使えて、しかも寝心地が良いシュラフがほしい!!」「長い期間使える、ちょうどいいシュラフを探している」そんな方には、「ディスコ」をおすすめします。かさばらず、スリムすぎず、様々なシーズンで活躍するディスコは、まさに理想的なバックパッカー向け(もちろんそれ以外の方にも!)のシュラフです。

「ディスコ」はまさに名品と言えます。まず、そのシェイプデザインが良い。十分なゆとりを持つ形状が、私のようなサイドスリーパー(横向きに寝る人)には最適なサイズ感と言えます。また、バックパックに入れて持ち運べるほどコンパクトにもかかわらず、その寝心地は贅沢さを感じさせてくれるほどでオートキャンプでも大活躍します。
ダウンシュラフはどうしても高価になりがちですが、ディスコはその中でも手頃な値段なのも魅力です。

-NEMO PR&マーケティングコーディネーター Sam Rokos

この記事ではディスコが、「快適性」「収納サイズ」「重量」の3つの観点からどのような評価を得ているかをご紹介していきます。

独自開発のスプーンシェイプ™がとにかく快適なディスコ

ディスコは「快適性」と「収納サイズ」のバランスがまさに理想的。もちろん、NEMOには他にも最先端の技術を用いたウルトラライトなシュラフもあります。ですが、個人的には数十グラム程度を軽くするよりも、アウトドアシーンでの安眠を大事にしたい。私は寝返りを打つことが多いのですが、ディスコの形状がとにかくぴったり。シュラフの内部にゆとりが十分にあるので、リラックスした姿勢で眠ることができるのです。

-NEMO製品開発ディレクター Gabriel Rosenstein

ウルトラライトなマミー型のシュラフはすごく”クール”です。機能性も高く、ストイックなスペックもどこか格好いい。
ですが、締めつけ感がなく、寝返りをうっても目が覚めることなく快適に朝まで眠れるシュラフを使ってみたことはありますか?ULシュラフももちろん良いものですが、ゆとりのある快適なシュラフもぜひ一度お試しください!

NEMOシュラフの象徴的デザインであるスプーンシェイプは、マミー型のシュラフを単純に横向きにしたものではありません。
アウトドアでの快眠のために様々な工夫を凝らして作られています。

肩と膝部分の生地を余裕を持たせて裁断することで、横向き寝に最適な形状にしてあります。ここまで読まれて「なぜそこまで横向き寝にこだわるの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。実は約70%はサイドスリーパーと言われているほど、横向きに寝る方は多い。だからこそ横向き寝での快適さを追求し続けているのです。

横向き寝以外の寝方ではよく眠れないかというと、もちろんそんなことはなく、誰でも簡単に寝返りがうてたり、体勢を変えられたりと人を選ばない形状に仕上がっています。

※成人は一晩で約20〜40回寝返りを打つと言われています。

スプーンシェイプにはよりゆったりと眠るためのリラックスドスプーンや携行性を重視しつつも寝心地の良さをプラスしたウルトラライトスプーン、快適性と携行性のバランスをとにかく追求したクラシックスプーンの3つのバリエーションを準備しています。

中でも「ディスコ」に用いられているクラシックスプーンは「快適性」「収納サイズ」「重量」をいいとこ取りしており、キャンプだけではなく、登山シーンや冬のバックカントリーのようなアクティビティでも使える、汎用性の高いシュラフになっているのです。

イメージ
 

ダウンシュラフでリラックスする

私は化繊素材を使ったシュラフよりもダウンを使用したシュラフのほうが好ましいと考えています。理由としてはまず、その「収納サイズ」と「重量」。使用温度が同スペックのダウンと化繊を比べた場合、前者の方がより収納サイズは小さく、しかも軽くなります。この携行性の高さは非常に魅力的です。
また、ダウンが天然素材ということも重要です。化繊素材はその原料に化石燃料を使用しますが、ダウン素材はアヒルやガチョウを食用に加工した際に出る副産物です。食品産業の観点で言えばダウンは廃棄物ですが、アウトドアの世界ではむしろ価値あるものになるわけです。

-NEMO COO Brent Merriam

もちろん化繊素材にもメリットは十分あります。例えば、綿などに比べれば十分以上に軽量ですし、濡れても乾きやすい速乾性の高さもアウトドアの世界では非常に有用です。
しかし、コンパクトに収納できることに加え、寝心地の快適さも重視すると、やはりダウン素材に軍配があがります。650フィルパワーのダウンを使用したディスコは、ふっくらとした肌触りが心地よく快適です。さらに言えば、RDS認証されたダウン素材を使用しており、よりサステナブルな寝袋と言えます。

※RDS(Responsible Down Standard)認証とは:ダウン素材の調達についての国際認証基準。この認証は、原料を非倫理的な方法(生きたまま鳥類から原料を調達する、強制的な餌付をするなど)で調達していないことを証明するものです。

ダウンは圧縮率が低い(=潰れにくい)ものほど、高品質とされます。低圧縮率のダウンはより膨らみやすく、暖かい。それにともなってフィルパワーの数値も高く表記されます。ですので、ダウン製品の性能を比べるのに、フィルパワーを参考にすると良いでしょう。
ちなみに、650フィルパワーのシュラフはまさに天にも登るような、雲の上で寝ているような、そんな最上級の体験ができるくらい、ふわっふわな寝心地、触り心地です。丸一日かけてのアクティビティを楽しんだあとではなおのこと、まるで天国にいるかのような心地良さがみなさんを待っていることでしょう。

一般的にダウンを使用する際のデメリットとして紹介されるのが、結露や雨による保温力の低下についてです。化学繊維を中綿に使用したシュラフやジャケットなどと比べると、水分を含むと性能低下がしやすい特徴をダウンは持っています。

「ディスコ」ではダウン自体に疎水性コーティングを施しています。そのためダウンが湿ったり、濡れて固まってしまうことによりシュラフの性能が一気に下がって寒くて眠れないなどのトラブルの心配がありません。
(さらにいえば、小型テントに寝たときによく濡れやすい、頭周りや足回りにも工夫を凝らしています。足先やフード部分には防水透湿性素材を使用することで、より水濡れに強い仕様になっています。)

快適性重視か、暖かさ重視か。あなたはどんなシュラフがお好みですか?

「ディスコ15」を3シーズン(春、夏、秋)を通して使用していますが、いつだって快適に眠れて満足しています。

-Abigail McIntosh, NEMO カスタマーサービスガイド

「ディスコ」は使用温度の異なる「ディスコ15」と「ディスコ30」2種類がありますが、一般的なキャンプであれば十分に対応できるようになっています。
また、フィルパワー以外にもキャンプの睡眠をより快適にするために、「ディスコ」には他にはない工夫を施しています。

例えば気温が下がり、寒さを感じたときにシュラフ内の暖かさを逃さなくするためのフード。フードを調整するコードはシュラフの中に入ったまま、しかも片手で開閉が可能なギミックを取り入れており、わざわざシュラフのジッパーを開ける必要がないので、より快適に使用できます。
また、シュラフ表面に2箇所配置したThermo Gill™(サーモ・ギル)ベンチレーションもいい仕事をします。この特殊なベンチレーションは、シュラフ内の温度をコントロールするためのものです。どちらも閉めた状態ではシュラフの中の暖かさを逃さず、気温が低い環境下でも暖かさをキープできます。

逆に、シュラフの中が熱くなりすぎたときにこのベンチレーションを開けることで内部にこもった熱を排出できます。シュラフ内に直接冷たい外気を取り込まずに、緩やかに熱を逃がすことができるので、より快適な温度調整が可能です。ジッパーを2箇所に設置したことで、個人の好みに合わせて温度を微調整できるのはもとより、この機能を十分に生かすことで、1つのシュラフを幅広い温度域で(寒い時期から少し暖かくなってくる時期まで)使用することができます。

イメージ
 

みなさんがアウトドアで快適に眠れるように、機能とデザインを追求しました

イメージ
 

ディスコは細部にまでこだわった、より快適に、より使い勝手のよい、自信をもっておすすめできるプロダクトです。
NEMOシュラフの詳細スペックは製品ページをご覧ください。

 

PAGE TOP