DEUTER IS AIRCOMFORT
背中はドライに、環境にはやさしく
フューチュラは登山者に「本当の快適さ」をもたらすバックパックです。1984 年から継承されてきた背面通気システムによる背中のドライ感と、体にぴったりフィットするショルダーハーネス設計によって、体への疲労や負担を軽減でき、快適に登山ができます。
自然環境に配慮したモノづくりにチャレンジし続け、メインファブリックの50% にリサイクル素材を採用。このファブリックには、環境にやさしい PFC (フッ素化合物)フリーの撥水性を施しています。
技術革新を続けながら、バックパックの未来を切り開いてきた「フューチュラ」をご紹介します。
フューチュラの機能面では、世界で初めてdeuterが開発した抜群の通気性をもたらす背面構造のアップデートです。
もちろん、背負い心地を左右するショルダーハーネスや、使い勝手が求められるトップリッドなど、細部にまでこだわった作りで完成しています。
それでは、技術革新を続けるdeuterの最新作、「フューチュラ」をご紹介します。
環境負荷を減らした素材とは
ドイターは、「ユーザーにとってのかけがえのない瞬間に寄り添うパートナーのような存在でありたい」と考えています。
その一方、アウトドア産業に携わる一企業として、自然環境に与えるネガティブインパクトを極限まで削除するチャレンジを続けています。
2008年からは、ブルーサインのパートナー企業となり、製造プロセスについての見直しを進めてきました。deuterの製品は数百ものパーツを要することから、100%のブルーサイン認証を受けた完成品に至るまで、その長い道のりをひとつひとつ積み重ねて行くべきであると考え、歩み続けています。
この積み重ねの中で、2018年からフッ素化合物(フッ素系はっ水剤等)の使用を削減し、2020年からはすべての製造ラインでフッ素化合物の使用を停止することができました。
この試みは、老舗のバックパックメーカーとしては画期的な出来事であり、ドイターが先駆けて取り組んできた成果と言えます。
フューチュラシリーズは、製造過程において発生する端材からリサイクルされたファブリックを全体の50%に採用。これにより、製造工程で排出される二酸化炭素を約12%の削減に成功しています。
発汗を抑えて疲労の軽減を目指す
(イメージ写真はウィメンズ&トップリッド、メンズ&パネルローディングと2つ)
心地よい通気をもたらす「エアコンフォートシステム」は、1984年に世界で初めてドイターが開発し、特許を取得した画期的な背面通気システムです。
今は多くのバックパックメーカーでも採用されている通気システムですが、先駆者であるドイターの技術革新は、今も止まることなく進化を続けています。
背中はドライに、環境にはやさしく
フューチュラは登山者に「本当の快適さ」をもたらすバックパックです。1984年から継承されてきた背面通気システムによる背中のドライ感と、体にぴったりフィットするショルダーハーネス設計によって、体への疲労や負担を軽減でき、快適に登山ができます。
自然環境に配慮したモノづくりにチャレンジし続け、メインファブリックの50%にリサイクル素材を採用。このファブリックには、環境にやさしいPFC(フッ素化合物)フリーの撥水性を施しています。
技術革新を続けながら、バックパックの未来を切り開いてきた「フューチュラ」をご紹介します。
通気性とフィット感を高めたショルダーハーネス設計
登山中にバックパックの重量を感じやすい部分は、肩に荷重を載せるショルダーハーネスです。アップダウンやトラバースなど、上下運動と左右の揺れで肩への荷重負担が増えていきます。
フューチュラのショルダーハーネスは、メッシュパネルと分離した独立した構造を採用するとこでバックパックを背負った際の荷重伝達性能を高めました。
さらに、従来のモデルよりもショルダーハーネスの厚みを抑えながら通気性を高め、S字を描くカーブ形状で肩から脇に沿うようにフィットするテクニカルなデザインになっています。
ユーザビリティの高いトップリッドデザイン
バックパックの本体とは別に、雨蓋の役割を持つトップリッドポケットは、小物から貴重品までさまざまな道具を収納し、何度も開閉する部分です。
2021年のモデルは、屈んだり覗き込んだりする必要がない位置にジッパーを設け、ナチュラルな姿勢でトップリッドの開閉ができるようにデザインしました。さらに、ジッパーの下側の生地に高さを持たせることで、中の小物が不意に滑り落ちることを予防しています。
また、トップリッド全体の形状も見直し、後頭部側への膨らみを抑えています。周りの景色を見上げた時やヘルメットを着用時など、頭部への⼲渉を軽減します。
新しいドイター フューチュラシリーズの
主な機能
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1
ストレッチフロントパネル
行動中に脱ぎ着するアウターシェルやレインウエアなど、アイテムを一時的に収納できるスペースです。
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2
ハイドレーションチューブ対応
本体内部に格納可能なハイドレーションパックからのチューブポートを設けています。
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3
サイドポケット
さまざまなサイズのボトルや小物の収納に便利なパワーストレッチメッシュ生地を使用したサイドポケットです。
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4
コンプレッションサイドパネル
バックパックの荷物の量に合わせてコンプレッション可能なウェビングテープ付きです。
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5
トレッキングポールホルダー
素早い脱着が可能なストレッチコード付きのトレッキングポールホルダーです。
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6
サングラスホルダー
バックパックを下ろさずに一時的な収納ができるサングラスホルダーを装備しています。
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7
ヒップフィンポケット
スマートフォンサイズまでの小物アクセサリーの収納に便利なファスナー付きポケットです。
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8
ショルダースタビライザー
自分の肩の形状に合わせながら荷重を体に引き付けることができる、調節が可能なスタビライザーベルトです。
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9
レインカバー
本体底部に標準装備の専用レインカバーを装備しています。