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LOWA Footprintsブーツに求められる機能 ①:FLEXFIT 足首の動きに柔軟に対応する

FLEXFIT
ブーツに求められる機能 ①:FLEXFIT 足首の動きに柔軟に対応する

1923年に創業したLOWAは、もうすぐ100周年を迎える老舗アウトドアブーツブランドです。
創業時から「完璧を目指す」という職人気質の靴づくりの姿勢を貫き、今でもクラシカルなデザインのレザーブーツは日本の多くのトレッカーに支持されています。

ここでは、LOWA製品が持つ各種の機能について取り上げたいと思います。
今回は、その機能の名前から連想しにくい「FLEXFIT(フレックスフィット)」についてご紹介します。

北アルプスの岩稜帯を目指すアルピニスト向けモデル、テント泊によるロングトレイルを歩くトレッキングモデル、さらには日帰り山行用の軽量モデルでも、LOWAは歩行時の足首部分の動きを妨げない作りをしています。

ミッドカット、ハイカットのモデルを横から見ると、全体の型が崩れないようアッパー部分の多くは堅牢性を重視した素材で構成されています。それとは異なり足首部分は、大きな切込みが入り柔らかい素材を用いています。 大きな切込みが入っていることで、しっかりとシューレースを足首まで締めた状態でも登り、下り、トラバースといった様々な足首の動きを妨げないデザインになっています。

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「足首の動きの大切さ」とは何でしょうか。
多くの方は、様々な運動/スポーツをする際の歩く、走る、ジャンプする動きに対して、衝撃を吸収する「膝の働き」に着目されることが多いかと思いますが、実は足首の柔軟性も同様にとても大切と言われています。

皆さんも登山中の動きを思い浮かべてみてください。
登山の場合、足首はその可動域で体のバランスを整え的確に地面をとらえる役目を果たします。これにより、登りでは地面に対してしっかりと踏み込む力を伝え、下りでは衝撃を和らげることができています。

整備された近郊の低山ハイクでも樹林帯や沢沿いの湿った登山道があり、標高をあげれば岩や石が点在するガレ場などさまざまな地形が存在します。軽快さを求めローカットタイプが着目されるのも理解できる一方、足回りの保護を考えればミッドカットやハイカットブーツがまだまだ主流になります。

足首周りまで覆われることからフレキシブルな動きに対するネガティブな印象に対して、LOWAは、「FLEXFIT(フレックスフィット)」という機能で、歩行中の足首の動きを妨げない軽快さを実現し解消しています。

ブーツに求められる機能 ①:FLEXFIT 足首の動きに柔軟に対応する

店頭で試し履きされる際には、このあたりもポイントしてみてはいかがでしょうか。