LOWA Footprints低山から富士山まで - エントリーモデルのニュースタンダード
この夏、LOWAは軽さとサポート性能を両立させたエントリーユーザー向けのニューモデル〈イノボ GT〉を発売しました。低山ハイクから富士登山まで、軽快な歩き心地が求められるシーンで、マルチに活躍する一足です。
ハイスペックな “初めての一足”
LOWAの〈イノボ GT〉は、これから本格的なトレッキングに挑戦しようというエントリーユーザーの足元をサポートする一足となることを目指してデザインされました。片足525g (メンズモデル・UK8・片足) と軽量ながら、LOWAが誇るダブルインジェクション製法で成型されたDynaPU®︎ ミッドソールやサポートフレームにより、決して安価で履きやすいだけのトレッキングシューズではなく、エントリーユーザーが直面しがちな多様な登山シーンに幅広く対応することができる高機能なシューズに仕上がっています。
ダブルインジェクション製法
〈イノボ GT〉のソールは、LOWAが得意とするダブルインジェクション製法で成型されています。これは、シューズのアッパーに対して硬度の異なるポリウレタンを2度に分けて注入することでミッドソールを成型する技術で、別々に製造されたアッパーとソールを貼り合わせる一般的な手法やシングルインジェクションで成型したソールとは一線を画した複雑な構造をつくることができ、高い耐久性とソフトな足なじみを実現することができます。
〈イノボ GT〉ではミッドソールの淡色部分がクッション性を担保するソフトなポリウレタン、そして濃色のミッドソール上層がソールのねじれ剛性や左右方向へのサポート性能を発揮する硬質なポリウレタンとなっています。特にかかと周りに3D形状に成型されたサポートパーツは最も大きな衝撃のかかる接地時に左右方向への安定性を大きく向上させてくれます。
自然な足はこびを導くロッカーソール
〈イノボ GT〉はかかとからつま先にかけてゆるやかなカーブを描くロッカー形状のアウトソールを採用しています。これにより、比較的ゆるやかな地形のトレイルなどでは特にフラットフッティングを意識せずとも、普段スニーカーを履いて歩くときのようにナチュラルな足はこびをすることが可能です。
エントリーユーザーにとっては履き始めから違和感のない歩き心地であり、そして軽快さを求めるベテランハイカーの方にとってはさらなるペースアップにつながる推進力を生んでくれるシューズです。
富士登山にもおすすめ!
〈イノボ GT〉は他の多くのエントリーモデルのトレッキングシューズと異なり、足首まわりの立ち上がりが高く、特に履き口から砂礫が靴の中に入って不快な思いをしてしまうことが多い富士登山にもおすすめです。足首まわりの高さが高いとはいっても、アキレス腱側は足首の動きを妨げないように外側に向けて反った形状になっているため、決して窮屈さ、足首まわりの不自由さを感じることはありません。
くるぶしから上の足首部分については特にソフトな素材でクッション性とフレックスを重視した設計になっているため、初めてミドルカットやハイカットのシューズを履くという方でも違和感なく歩き始めることができることと思います。
初めてのハイキングで出かける近郊の低山から富士登山まで、エントリーモデルとしてまさに万能な軽快さとサポート力を発揮する〈イノボ GT〉。この夏の山デビューの相棒に、是非チェックしてみてください。