メインビジュアル

ガス燃焼器具は安全使用の観点から製品製造後10年を目安に買い替えをご検討ください。

ガス燃焼器具には製品寿命があります

アウトドアに係る器具はメンテナンスを施すことで、古い器具であっても長年使い続けることができると思われることがありますが、実際にはコンロやランタン、トーチバーナー、ヒーターなどのガス燃焼器具には製品寿命があります。器具栓内部にはガス漏れ防止のゴム製品が使われていたり、グリスが塗布されていたりしています。これらはご使用の頻度にかかわらず年月の経過で劣化し、ガス漏れやガスの目詰まりの原因となることがあります。そのため、弊社や弊社が所属する日本ガス石油機器工業会では概ね製造から10年が経過したガス燃焼器具の買い換えを推奨しています。製品の製造年月は個々の製品の器具栓に取り付けられている銘板でご確認いただけます。

ガスカートリッジは2~3年で使い切ってください

ガスカートリッジの内部に充填されているガスそのものは経年変化しません。しかしながら、ガスカートリッジの容器や弁に使用されている金属や樹脂、ゴム等の素材にはサビや経年劣化が生じます。そのため、ガスカートリッジは、使い始めからなるべく2~3年で早く使い切るようにしてください。未使用時は器具から取り外し、キャップをして室温下の湿気の少ない場所にて保管されている場合でも製造から最長7年以内を目安に使いきっていただくことを推奨します。サビや劣化の進行したガスカートリッジは、ガス漏れ等の重大な事故につながるリスクが生じます。ガスカートリッジの製造年月日は、個々の缶底に印字された英数字でご確認いただけます。