アルコールバーナーの特長
1.軽量コンパクト
- 本体:110g
- ゴトク:50g(TR-281)
- 燃料:200ml(4回分)
本体に純正のゴトク(TR-281)をプラスしても重量はわずか約160g。燃料は必要な分だけを用意。約70mlで約25分間の燃焼が可能です。500mlの水なら約10分で沸騰できます。
2.外気温に左右されない
タンク内にアルコールを入れ、マッチやライター等で着火することで燃焼がスタートします。燃焼によりタンク内の燃料が温められると、ウィックから吸い上げられた燃料の気化が促進されるため、外気温の影響を受けません。高所や寒冷地でも安心して使うことができます。
一方ガス燃料は、低温下では気化しにくくなるため、燃焼を継続させることが難しくなります。
3.燃料の入手が簡単
燃料には、メチルアルコールとエチルアルコールの両方が使用できます。どちらも薬局やホームセンターで販売されています。海外も同様で、燃料の入手しやすさは大きな魅力です。
ただし、エチルアルコールは消毒用にも使用される反面、メチルアルコールは毒性が高いため取り扱いには注意が必要です。
4.メンテナンスフリー
無駄のないシンプルな構造で故障や特別なメンテナンスとは無縁です。真鍮素材の経年によるエイジングも楽しみのひとつです。
5.静かな燃焼音
アルコールバーナーが燃焼している最中は、ほぼ無音です。フィールドの静けさを壊すことない、静かな炎のゆらめきもアルコールバーナーの魅力です。
アルコールバーナーの構造
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構造は非常にシンプルです。
- 1.燃料を入れるタンクの筒
- 2.セットされる底部
- 3.燃料を吸い上げるウィック
- 4.火口の炎孔部を設けた上部
アルコールに着火後、タンク内の燃料が温められ、ウィックから吸い上げられた燃料の気化が促進されます。その後、炎孔部からの炎が強くなります。