製品に関する重要なお知らせ2021年11月15日ロールンロック(クライミングテクノロジー)
動作点検のお願い
Climbing Technology(クライミングテクノロジー)のプーリー、ロープクランプ製品、「ロールンロック」について、ユーザーの皆様に動作の点検をお願いいたします。
製造元のイタリア・アルデザイン社において、当製品の「ポジションレバー」の動作に不具合があったことが一件確認されました。
報告された不具合は、ロックカム部を可動させた(大きく開いた)だけでポジションレバー(図のF)が、ロックピン(図のH)を乗り上げて固定されるというものです。
この不具合が生じると、「ホーリングプーリーモード」として使用されている状態において、引き上げ時にロープをロックしない(保持しない)状態となってしまいます。
検査対象ロット
この不具合について、本製品ボディ部に記載されている
「UIAA」の文字の下にある4桁の数字部分に、「0120」、「0220」、「0320」、「0121」、「0221」が印字された製品において検査を行う必要があります。
現在、本件に関しての製品事故は発生しておりませんが、お客様におかれましては念のため、「動作点検の方法」の手順で点検をお願い申し上げます。万が一、上記の不具合が発見された場合は、下記へご連絡をお願い申し上げます。
イワタニ・プリムス株式会社は、2022年8月末をもってクライミングテクノロジーの輸入販売を中止いたしました。
本件に関するご質問等につきましては、現行の輸入代理店までお問合せください。
なお、当該番号を持つ製品であっても、チェックマークの印がある製品については、製造元のアルデザイン社において既に検査がなされ、不具合のないことが確認済みということを意味します。
ロールンロック(クライミングテクノロジー)
動作点検の方法
ロールンロック本体を写真のようにして、安定した台の端部においてください。
片手で本体を抑え、もう片一方の手でロックカム部を起こし、そのまましっかりと下に押し付けます。最後にロックカムを押し付けた手を放します。
ロックカムが元の位置に戻れば問題ありません。念のため、この動作を10回程度繰り返してください。
<不具合の症例>
もし、ポジションレバーがロックピンを乗り越えてしまい、ロックカムが元の位置に戻らない場合は不具合対象品です。製品を使用せず下記までご連絡をお願いいたします。
イワタニ・プリムス株式会社は、2022年8月末をもってクライミングテクノロジーの輸入販売を中止いたしました。
本件に関するご質問等につきましては、現行の輸入代理店までお問合せください。