いつも当社製品をご愛顧くださいまして誠にありがとうございます。
PRIMUS製ガス燃焼器具のこんろやランタンの取扱いについて改めて安全使用のお願いです。

キャンプや登山において調理などのために使ったガス燃焼器具で大きな炎があがる異常燃焼の事例が報告されました。

当該製品は取扱説明書の使用方法に沿った安全な取扱いではその現象が再現しなかったため以下のようなことが推測されました。

• ① 容器に衝撃を与えた可能性（振ったり、落としたり、傾けた時）
• ② 燃焼中に持ち運んだり動かした可能性
• ③ ザックなどから取り出してにすぐ点火操作をした可能性
• ④ 手に持つなど傾けた状態で点火操作した可能性（特に満量に近いとき）
• ⑤ 外気温が35℃以上の高温時で容器内の液層と気層が不安定になった可能性

上記のような状態のときに火力調整つまみを開けると白い霧状のガス（気化していない液体ガス）が噴出します。
今回の事例は噴出した液体ガスに点火操作を行ったことで大きな炎になったと考えられます。
液体のガスは気体のガスの250倍の容積に膨張しますので引火すると大変に危険です。
点火操作を行うときは事前に容器内を安定させ（平坦な場所に2～3分放置し）てからご使用ください。
①～④のような状態になったときは2～3分静置して容器の中を安定させてからご使用ください。
⑤の場合は比較的気温の低い日陰か気温が下がってからご使用ください。
万が一炎上したときは一旦消火するか、火がついたまま平坦な場所に置いて液体ガスが出なくなるまで2～3分程度燃焼させ炎が安定してからご使用ください。

ガス燃焼器具は手軽で便利な道具ですが取り扱いを誤るとケガをしたり火災になったりして楽しいアウトドアライフが台無しになります。
お手元の取扱説明書や当社サイトの注意喚起・禁止事項を改めてご確認いただき安全で楽しいひと時をお過ごしくださることがイワタニプリムスの願いです。