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イワタニ・プリムスは、1997年からドイツのバックパックブランドの輸入を行っており、20年以上にわたる長いパートナーシップを築いています。
ドイターはドイツの企業ですが、バックパックの生産にあたっては、ベトナムにあるパートナー企業と20年以上の関係を保ち続けています。
下記の写真はドイターの生産を行っているそのベトナムの工場の従業員が、ドイターのバックパックを縫製しているラインで「I made your bag」を掲げて撮られた写真です。誇らしげな表情が印象的です。
ドイターは、国際的な組織であるFWF(Fair Wear Foundation=フェア・ウェア・ファンデーション)という組織に2011年に加盟しました。このFWFは、独立した監督機関で、世界中の企業や工場と一緒に運営を進めています。テキスタイルや衣類業界の、特に低賃金の国々での労働環境を改善する目的を持っています。ドイターはFWFに参加することで、労働者の権利を保護することを含む就業規則(労働慣行の規範)を守ることを約束しています。そのチェック項目は多岐にわたり、また、監査は書類上の審査だけでなく、実際に工場への立ち入り検査を行ったり、従業員から話を聞いたりととても厳格なものとしても知られています。
この監査を受けて承認を受けることは、大変難しいことですが、ドイターは長年の工場との信頼関係を築き、また早い段階から工場の空調整備や食事の提供などを行うなど従業員が働きやすい環境を提供しており、FWFから高い評価を得て、2020年版においても模範的な企業として「リーダーステイタス」の認証を受けることができました。今回で8年連続の受賞となり、これはドイターとパートナーシップを結ぶ当社としても誇らしいことです。
ドイターは、すべての製品について2つの生産パートナーだけを選びました。バックパックのサプライヤーは、20年以上にわたり独占的かつ信頼のあるパートナー関係にあり、シュラフ(寝袋)は12年以上にわたり同じ製造業者によって作られています。したがって、2011年のFWFガイドラインへの参加以前にも十分な条件を満たしており、工場でのこの規格の実施に集中的に取り組むことができます。
コストだけを考えて工場を年度ごとに変えたり、効率だけを求めて従業員への過度な負担が生じたりするとそれは働く人にとってのストレスとなっていきます。ドイターはバックパックを作るメーカーですが、同じ会社と長いパートナーシップを通じて製品の製造を委託し、そしてそのことが安定した生活が安定した商品の供給、また品質の向上にもつながっているという良い環境を作っていることもイワタニ・プリムスとして日本のユーザーの皆様にお伝えしたいことです。
ドイターの責任については下記をご覧ください。
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/responsibility.html
ドイター製品については下記をご覧ください。
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/deuter/